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write王 俊英
オオカミの遠吠えと alan さんのチベットフェイク
1 「本 神なるオオカミ (上・下巻)」を読み終えました。
オオカミ2b
 この小説は
 「野生的で、原始的な生命力あふれる作品」で、
 私の20年の人生で一番おもしろい本でしたぁ !!

 上・下巻合わせて千ページちょっとありますから、たっぷり楽しめますよぉ チューリップ

2 さ〜て、今日はこの小説から、メインテーマとは少し外れたところのお話をご紹介しますね。
オオカミ1 第26章に、
 「モンゴル人の音楽や歌は、必然的にオオカミの遠吠えから影響を受けたのだろう
 と述べてる箇所があります。

 その後に続く部分を引用してみます。

(下巻 147ページ)
 「胡松華(フウ ソンファ)(訳注:北京出身の満州族の声楽家。1930年−)が歌ったモンゴルの 『 賛歌 』 は、最初の部分の起伏と顫音(せんおん)と、あの長くのばす歌い方が、まさにオオカミの遠吠えをまねたものだ
 この二年間、たくさんのモンゴル民謡を聞いてきたけど、長い顫音(せんおん)、起伏、のばす音のないもはなかった」

 <注> 「顫音(せんおん)」とは、英語で「trill」のことです。
ヤフー辞書 trill [ trl ]
――[名]
 1 声を震わせること;その音.
 2 《楽》トリル, 顫音(せんおん)(⇒TREMOLO);(鳥の)さえずり;(虫の)鳴き声, すだく声.
 3 《声》震え音(フランス語の /r/ の発音など)

3 胡松華さんの名前や「音楽 賛歌」を聴いたことのある日本人なんて、いないと思いますので、ご紹介しますね。(私も知りませんでしたぁ たらーっ
 まずは「音楽 賛歌」を聴いてください。下記のどちらのサイトでも聴けます 音楽
next next  URL 胡松華 (2007-05-11 中国国際放送局) *日本語のサイトです*
 胡松華さんの紹介記事ですが、「賛歌」の試聴もできます。

next next URL 赞歌 胡松华 (2007年10月10日 来源:新华网)  *中国語のサイトです*
[歌词]
 啊,啊,啊,啊,啊,啊
 从草原来到天安门广场  高举金杯把赞歌唱
 鲜花如纺,美酒飘香  欢乐的歌声响彻四方
 英雄的祖国屹立在东方  像初升的太阳光芒万丈
 各民族兄弟欢聚在一起  奔向美好的前方
 啊嗬咿,啊嗬咿,啊嗬咿

 曲の最初と最後の「アァ〜 アァ〜 ……」が「オオカミの遠吠えをまねた」というところですね 音楽

 胡松華さんは満州族出身の民謡歌手です。上記の中国国際放送局の記事には、「1932年に北京で生まれ」とありますから、もう70歳を超えてらっしゃる方ですね。中国ではとて有名な声楽家の方だそうです。
 
 代表作の「音楽 賛歌」は「偉大な指導者の長寿が保たれますように祈る」歌だったみたいです(下巻 148ページ)。具体的にいうと「毛沢東国家主席」と私が大嫌いな中国共産党をたたえる歌だったということですね パンチ

 中国国際放送局の上記の記事によると、「1952年、胡松華は中央民族歌舞団に入り、本格的に音楽を学び始めました。彼はここで、現代的な発声法と歌唱テクニックを習得する傍ら、少数民族との交流を欠かさず、チベット族、ウィグル族、朝鮮族などの少数民族の歌手に、各民族の伝統的な歌唱法を学びました」とありましたから、当然、チベットフェイクも知っていたのでしょうね おはな 

4 日本で育った私には、チベット高原にもオオカミがいたのかどうかの知識もないのですが、かってに「いた」と推測しています。

 alan さんのデビュー曲「音楽 明日への讃歌」は、サビの「うぅ〜 たぁ えぇ〜〜えぇ えぇ〜 えぇ〜」をはじめとする高音フェイクが衝撃的でしたけど、あの高音フェイクも、もしかしたらオオカミの遠吠えから生まれたのかもしれない、と想像をたくましくして楽しんでます かわいい 

【明日への讃歌】
 何度聴いても alan さんの歌声はすばらしいですね チューリップ



【alan-群青の谷 Gunjou no Tani MV (DVD Ver.)】
 この曲の後半部分、「届かない 帰りたい 渦巻いて震える」のあとに使われてる「ホホォ ホホォッ……」のところも、ルーツをたどると「オオカミの遠吠え」にたどりつくのかしら……。。。わーい

 この歌、大好きです チューリップ


【参考資料】
クリップ URL ウィキペディア : オオカミ
[コミュニケーション]
 オオカミはボディランゲージ、表情、吠え声などで群れの内外とコミュニケーションを取る。表情やしぐさは群れの順位を確認する際に良く使われる。遠吠えは、群れの仲間との連絡、狩りの前触れ、縄張りの主張などの目的で行われ、それぞれほえ方が異なるといわれる。合唱のように共同で遠吠えすることもある。

クリップ URL モンゴル民族音楽ミニ辞典
モンゴルの声楽
 モンゴルの声楽には、三つのタイプがあります。一番目はハイラフという「叫び声」や「うなり声」的な歌い方で、トールチ(吟遊詩人)が弾き語る朗踊調の「だみ声」がこれに分類されます。
 二番目はドーラフ(歌う)やアヤラフ(旋律をつける)と呼ばれる一般的な民謡の歌唱法で、さらにオルティンドー(長い歌)とボギノドー(短い歌)に分けられます。
 三番目はホーミーと呼ばれるもので、ハイラフ調の低音をベースに、口腔を技巧的に使って倍音を響かせるものです。

クリップ URL China ABC----第二十四章:音楽家:胡松華

クリップ 「本 神なるオオカミ 下巻」
旗 146ページ
 「オオカミの遠吠えを聞いて、モンゴル民謡に顫音(せんおん)とのばす音がどうして多いかがわかった。漢民族の民謡とずいぶん異なるモンゴル民謡は、オオカミ・トーテムを崇拝した匈奴(きょうど)から伝わってきたと、僕は推測してる。歴史書にもそういう記録がある。大昔、匈奴の単于(ぜんう)に二人の美しい娘がいて、次女のほうが望んでオオカミに嫁いで、たくさんの子どもをもうけたと、『魏書(ぎしょ)』の『匈奴伝』に書かれてるよ。原文は、”妹は……オオカミの妻となり、子をもうけた。しだいに増えていって国をつくった。その国の人々は歌をうたうと長くのばして、オオカミの遠吠えに似ている”というんだ。」

旗 147ページ
 「オオカミ・トーテムを崇め敬う民族は、きっとオオカミのすべてを最大限に学び、まねるだろう。たとえば、狩りの技法、音声の伝達、作戦のテクニック、戦略戦術、戦闘的性格、集団的精神、組織の規律、忍耐、ボスの競争、強者が王になる、権威に服従する、家族と同族を愛する、草原を守る、空を仰ぎみて天(タンゴル)を敬う、などなど。だから、モンゴル人の音楽や歌は、必然的にオオカミの遠吠えから影響をうけたのだろう。あるいは意図的に学習したのではないかと、ぼくは考えている。草原のすべての動物、牛、羊、馬、犬、黄羊、タルバガン、キツネなどの鳴き声には、こんなに長くのばすものはない。オオカミの歌とモンゴルの民謡にしか、そういう音がない。気をつけて聞いてみて。似てるだろう」と、陳陣(チェンジェン)はいった。
 楊克(ヤンカー)はうなづいた。「確かに似てる。聞けば聞くほど似てるように感じる。きみがいわなければ、そこまで考えなかったよ。胡松華(フウソンファ)(訳注:北京出身の満州族の声楽家。1930年−)が歌ったモンゴルの『賛歌』は、最初の部分の起伏と顫音(せんおん)と、あの長くのばす歌い方が、まさにオオカミの遠吠えをまねたものだ。この二年間、たくさんのモンゴル民謡を聞いてきたけど、長い顫音(せんおん)、起伏、のばす音のないもはなかった。残念なことに、テープレコーダーをもってないからな。もしオオカミの遠吠えとモンゴル民謡を録音して比較すれば、きっと関係がわかると思うよ」


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