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write王 俊英
神なるオオカミ
 神戸から URL 奥志賀高原リゾート へは伯父様の車を私が運転して行ってきました。私的には電車とバスで行きたかったのですが、伯父様もおば様も車派でしたので逆らえませんでした。

 私が電車で行きたかったのは初めてのスノードライブが恐かったこともありますが、それ以上に年末に買った本 『本 神なるオオカミ(上下) 』 (著者:姜 戎 (ジャン ロン)、訳者:唐 亜明 (タン ヤミン)、訳者:関野 喜久子) を往復の車中で読みたかったからです。

 この本のことを知ってる日本人は少ないと思いますので、ご紹介させていただきますね。中国嫌いの方でも読書好き小説好きの方なら楽しめる作品みたいですので。。。

鉛筆 翻訳者の唐亜明(タン ヤミン)さんが翻訳後記を書かれていますが、その一部を引用します。
 この『神なるオオカミ』(原題:『狼図騰』(ラントゥタン)は、原書の出版元、中国・長江文芸出版社の統計によると、2007年9月までに、中国全土で240万部が売れたほか、海賊版はなんと、約1600万部が売られたという。2004年4月に出版されてから、つねに全国で書籍ベストセラーの上位を占め、書店で山積みになり中国の社会に「オオカミ・ブーム」が引き起こされ、各地に「狼煙」が上がっている。いまは、この小説のタイトルを知らない市民がいないほど有名である。

 中国中央テレビのニュース番組によると、この『狼図騰』は建国後、中国最大の著作権輸出作となり、すでに日本語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、朝鮮語、ビルマ語、ベトナム語、ロシア語、ギリシア語、オランダ語、スウェーデン語、セルビア語、ポルトガル語、スペイン語、モンゴル語など25の言語で翻訳出版、もしくはそう予定されている。
 < 中 略 > 姜戎さんは、国の運命を憂い人民の幸福を願い、民主化運動にも強い関心をもち、そのため、迫害を受けたこともあった。この『狼図騰』は暗に民主化運動を促しているのではないかという批判もある。「もし10年前だったら、この本は発禁処分をうけただろう」と、姜戎さんはいった。


オオカミ1 [上巻] ¥1,995(税込)、514頁

 文化大革命時代、北京の知識青年・陳陣(チェンジェン)は内モンゴルのオロン草原に下放され、現地の古老・ビリグのもとで羊飼いをはじめた。天(タンゴル)の教えを守り、草原とともに生きる遊牧民の暮らしに魅せられていく陳陣。やがて、かれの興味は、遊牧民の最大の敵でありながら、かれらの崇拝の対象である「オオカミ」へと向かう。オオカミにのめりこんでゆく陳陣は、自らの手でオオカミの子を捕らえ、飼うことを夢見るのだが……。


オオカミ2 [下巻] 価格:¥1,995(税込)、515頁

 オオカミの子・小狼(シャオラン)を飼いはじめた陳陣(チェンジェン)だったが、オオカミの気高さと闘争本能を失わない小狼に手を焼く毎日。それでも、オオカミについての新たな発見の連続に陳陣は喜び、この「小さな獣」とのあいだに、心の交流が芽生えはじめるのを感じるのだった。一方、草原には、近代化と農耕文化の波が押しよせ、伝統的な遊牧民の暮らしは崩れだし、その精神も、次第に輝きを失いはじめる……。


 URL 中国:姜戎氏インタビュー 「オオカミとは違い、自由を怖がるヒツジ」 (2008/06/14 JanJanニュース)

 「神なるオオカミ」がベストセラーとなっている中国人作家、姜戎氏にインタビューした。姜戎氏は天安門事件で18カ月獄中にいた。「常に強い皇帝を求める漢民族を、作品ではヒツジにたとえた。ヒツジはオオカミ(自由な精神)と違い自由を怖がる」と、創作の動機を語った。

【北京IPS=アントアネタ・ベツロヴァ、6月6日】

 中国の文学界は検閲下にあるにもかかわらず、天安門事件で18カ月獄中にいた姜戎氏の「神なるオオカミ」はベストセラーとなり、昨年秋には創設されたばかりのマン・アジア文学賞の最初の受賞作となった。漢民族に批判的な内容の作品がなぜ売れたかなど、謎は多い。IPS記者A.ベツロヴァが姜戎氏にインタビューを行った。

IPS:「神なるオオカミ」は毛沢東語録以来、中国でもっとも読まれている作品というのは本当か。なぜ人気があると考えるか。

姜戎:250〜260万部が売れており、海賊版も含めると膨大な数になる。初版から5年目だが、今も売れ続けている。中国人の国民性の弱点をついたところがいいのだろう。中国人は常に強い皇帝を求め、自ら立ち上がろうとしない。作品では漢民族をヒツジにたとえた。ヒツジはオオカミと違い自由を怖がる。私の民主化運動の経験に基づいている。

IPS:作品の中でオオカミとは何を意味するのか。またモンゴルの草原の意味はなにか。

姜戎:オオカミは自由な精神の象徴である。儒教を根底にした中国文化ではオオカミは悪者だ。この作品の中では、モンゴルの遊牧民が崇拝する神なるオオカミが自由、独立、競争、強さ、協調のために立ち上がる。中国人は自由を得るために国民性を変える必要がある。欧米からの影響を拒む中国と欧米を隔てるものとしてモンゴルの草原を描いた。

IPS:発禁処分が心配だったか。作品は中国人の国民性を変えることができたか。

姜戎:初めから著者の経歴を明かしていれば発禁の可能性はあった。出版から半年後に検閲官が気付いた時には、すでに作品は広く読まれていた。描かれているのは政治ではなく文化であり、共感を抱く人は多い。最近公営バスにオオカミを称える標語を見た。若者にもオオカミは流行っている。オオカミが自由を求めて立ち上がることを信じている。


読書 書評へのリンクも貼っておきますね。
 URL 【書評】『神なるオオカミ(上)・(下)』 (2007/12/25 サーチナ)

 URL WEB本の雑誌>今月の新刊採点>【単行本班】2008年1月>『神なるオオカミ(上下)』 姜 戎(著)

女 まだ上巻を読んでいるところですが、読み易くてとっても面白い小説です。読み終ったら感想を書いてみますからお楽しみに〜 チューリップ
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Comment
nakayama : 
2009/01/11 2:22 PM 
初めてコメントします。大学で中国文学を学んでいる21才学生の男です。
私も今「神なるオオカミ」の上巻を読んでいるところですが、現代の奇書ともいえるオモシロイ小説ですね。こんご、王さんの読書感想を楽しみにしてます。
これからも定期的にお邪魔させてもらいますので宜しくお願いします。

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王俊英 : 
2009/01/13 11:09 PM 
nakayama さん 初めまして。
私はやっと上巻を読み終えました。学年末の試験やレポートetc. で大学のお勉強のほうもしないといけないので、読むスピードがちょっと遅くなってます。
この「神なるオオカミ」は確かにオモシロイですね。「現代の奇書」というのは間違っていないと私もおもいます。

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