私が韓国の故・朴正煕(パク・チョンヒ)元大統領の顔を初めて見たのは中学三年生か高校生になったころだったとおもいます。
場所は洋服やパンプスのウインドウショッピングのついでに入った小さな古本屋さん。偶然目に入ったというか、手にとった本の表紙カバーに印刷されていた小さな写真。
あっ、お父さんに似てる!
それが故・朴正煕(パク・チョンヒ)元大統領との出会いでした。
お小遣いの少なかった私はその本を買うことはできませんでしたが、さきほど調べてみたら多分この本だったと思います。
朴正熙 韓国近代革命家の実像
趙甲済=著、永守良孝=訳/亜紀書房/1991発行/
¥1,000 286P
ここで簡単に私の両親のことに触れておきますね。
母は私が3歳のときに病気で亡くなりました。ですから私に母の記憶は残っていません。写真で見て知っているだけです。
父は私が6歳のときに心臓発作で亡くなりました。かろうじて、多少ですが父の記憶は残りました。
↓ [1966年3月、朴正煕(パク・チョンヒ)大統領がソウル市の都市開発現場を視察している。/朝鮮日報DB]
真正面からよりは、上の写真のように少し斜めからのほうが、よりお父さんに似ています。
私がこのブログを始めるときに、欲張って何も知らない韓国・朝鮮のことも書いてみようとおもったのは、ひとえに故・朴正煕大統領が私の亡くなったお父さんに似ていたからです。
そうでなかったら、私は今も韓国・朝鮮のことには、ほとんど何の関心も抱かずに過ごしているだろうとおもいます。